「悪魔とのおしゃべり」 があまりおもしろくなかったので、半信半疑で読んでみた本。
予想外に、印象に残るようないいことが多く書かれていた。
・あなたの望みは、現在すでにすべてかなっている
・ないものではなく、あるものを意識すること等々
ここに書いてあることは、とてつもなく有名な啓発本(ナポレオンヒルや嫌われる勇気等)のエッセンスを、神様の対話という形で引き伸ばしたものとだと思う。
そうすることで、わかりやすくなったのかもしれないし、無駄に長くなったともいえる。
ただ、ここで書かれている考え方に初めて触れる人には、価値があると思う。
私の昔の思い出だが、ここで書かれているようなことを読んで、半信半疑ながら、
「自分が望むものはすべて勝手に与えられることになっている」と自分に思い込ませようとしたことがある。
そうした後どうなったか。
驚くべきことだが、なかなかないような収入のチャンスがやってきて、しかも、仕事の飲み会で出会った「いい子だなあ」と思った子から、飲み会後にラインが来た。
どちらもなかなかないことだ(ラインの方なんて、生涯数えるばかりだ!)。
今でも、あれは偶然ではないんじゃないかと思っている。
そして思い出すたびに、同じことをやってみようと思っている。
たしか、あの時読んでいたのは、マーフィーの法則だっただろうか。
感想の感想
「全体的にすごい内容なのに面白おかしいでしょ?って雰囲気が寒い
深い内容を浅い感じで書いてるのかもしれませんが、実際超浅いです」
→ここまでは思わなかった。ただ、こういう感想をいう人の気持ちはわかる。
「スピリチュアルな内容をここまで分かりやすく説明できるなんて素晴らしいと思いました。そういう世界に興味がない方にも、これならすんなり内容が理解できて腑に落ちると思います。」
→腑に落ちるかどうか・・・ここで書かれている思想は、既に何度も触れた私も、いまだに抵抗を感じるほどだから、なかなか簡単には納得できないのではないかと思うが・・・でも、こういうふうに思う読者がいるということはすばらしい
「この本ほど、元気づけられ、気が楽になった本はありません。」
→残念ながら、私には賛同できない