本の感想の感想

読書の後の備忘録

「心が折れる職場 (日経プレミアシリーズ)」の感想・書評

心が折れる職場 (日経プレミアシリーズ)

 

60点

それほど期待していたわけではなかったが、実は意外に興味深い本だった。

どのような職場でどのように上司に言われると、心が折れて、うつ病になったりするのかということを書いた本。

 

この本によると、個人的な飲み会が少ない職場は、精神的に不調が起こりやすいらしい。分かる気がする。経験上も、「ちょっと飲みにいこうぜ」と言ってくれる人が多い職場は、過ごしやすくていい職場だった。

それと、仕事時間の長さとメンタルヘルスとは、あまり関係がないらしい。

これも、わかる気がする。自分がやりたくてやっているときには、時間なんて気にならなくなる。また、気持ちのいい人と一緒にいれば、やっぱり時間なんて気にならなくなる。(仕事の場でそういうことは少ないと思うけれど・・・)

 あったりまえだが、まずは職場の人が、いい環境を作ろうという気持ちにな

 ってほしいと思う。

そういうことを全く考えないのも困るし、理想の在り方はこれだ、と決めつけて押し付けられるのもつらい。