50点
とある殺し屋が、家庭のことや、仕事(殺し)のことを考えながら日々を、日々を生きていく話。
ある程度引き込まれて読んだので、つまらないというわけではない。
ただ、それほど心に迫る話でもないように思う。
殺し屋の葛藤にしても、殺し屋の過程にしても、殺しという仕事にしても、それが珍しいということはあるが・・・それほど深みがないと思った。
感想の感想
「馴染みのキャラクターが出てきます。知らなくても面白く読めますが、知ってるとなお面白いと思います。」
→なるほど、この作品しかこのシリーズを読んでいないので、印象が薄くなったのかもしれない。ナルト(漫画)の成長は、ナルトの幼い頃を知ってこそ 、感動できるように。
「人物描写、物語の展開、読者の胸の中に染みてくるようなこの小説は本当に素晴らしい作品です」
→どうも、この感覚が持てない・・・でも、伊坂幸太郎をすすめる人はみな、このようにいう・・・
「殺し屋の話といえば殺し屋の話ですが、前の2作品は主人公達の裏(殺し屋)の話で、AXは表(家庭)の話がメイン。」
→なるほど、私はこのAXの中では殺し屋としての話がおもしろかったので、むしろ前2作の方が好きになれるかもしれない。