本の感想の感想

読書の後の備忘録

「ロジャー・フェデラー伝」の感想・書評

24点

フェデラーといえば、歴代最高の呼び声高いテニスプレーヤー。

知らない人はいないといっていいだろう。

そのフェデラーが果たしてどんな人物なのか、それを知りたいと思って読んだ。

しかし、それはわからなかった。

いくらテニスの試合を文字で書いても、なかなか伝わらない。スコアを書かれても分からない。

読んだ後で、フェデラーのことを知ったという感覚はない。

もっとも、それは著者のせいではない。フェデラーは、自伝を書くのはプレーヤーを終えた後のことらしいからだ。

第三者が見た場合の作品としては、これが精いっぱいなのだろう。

 

感想の感想(カギ括弧内はamazonから引用)

「自伝でないこともありましょうが、基本的に試合結果や出来事の説明で、フェデラーの人生哲学に興味があって買いましたがそういう深堀はありません。フェフェラーのここまでの軌跡を事実として辿りたい方が読む本だと思います。あとはフェデラーが自ら筆を取るのを待つことにします。」

→この感想に尽きる。