52点
革命のファンファーレ 現代のお金と広告を先に読んだのだが、あまりに衝撃を受けたので、こちらも読んでみた。
これからの社会での生き方や、仕事の仕方について、書いてある。この本も引き込まれるところはあるが、「革命のファンファーレ」のインパクトには遠く及ばと思ったので、点数は低くした。
ただ、この本でもわかるのは著者がかなり先のことを考えていること、それと時代をまさに読んでいるという感じがすること。
ふつう、こういう本を読むと、力が湧いてくる気がするのだが、今回は違った。憧れではなくて夢の実現に現実感が出てきて、不思議な気がしてくる。
「どうやろう、どう実現しようか」という気持ちが、「果たして自分のやろうとすることは他の人を夢中にさせられるだろうか」という、実現を踏まえた疑問が出てくる。こういうのは、初めてだった。
感想の感想
「読み物として面白いし、何かやりたい事があっても踏み出せない方にもオススメの本です。」
→こういう本はたくさんあるけれど、この本も確かにそういう一冊だ。
「久しぶりに面白い本に出会いました。 書いてあることすべてに賛同。」
→私も。
「これまでどこかで言い古されたようなフレーズが、これでもかと続く。嫌味っぽい
表現も随所にみられる。」
→客観的にはそう読めるのかも。ただ、そうは感じなかった。
そういえば、私はこのキングコング西野がかなり嫌いだった。テレビで見ていると。
なんか下品で、しかもあんまり人が好さそうじゃなかった。
ところが、本の内容もそうだが、「革命のファンファーレ 現代のお金と広告」の表紙の写真を見ると、とても彼とは思えなかった。顔が落ち着いていて、嫌な感じがない。本当に同一人物かと写真をしげしげと見た。