本の感想の感想

読書の後の備忘録

「天才の証明」の感想・書評

天才の証明

22点

 

 オリエンタルラジオ中田敦彦の書いた本。

「天才の証明」という題だが、要するに、人はそれぞれの才能というものがあるから、それを生かそうという内容。

題名の迫力につられて読んだが、あまり感銘を受けることはなかった。

お笑いの世界の話が書いてあったが、私が全くその世界に通じていなかったので、安村君やレイチェルの話を書いてあってもあまり理解できなかった。

この作者が活躍しているらしいことはなんとなく知っているが、できれば、この本のような他の人に対する評論的な本ではなく、自分自身がどういうことを考えているのか等を、わかりやすく伝えることに主眼を置いた本の方が読みたいと思う。

 

感想の感想

「才能に繋がる資質は特徴と言い換えても良く、それをいかにして見つけどの環境でどう育てるかが大事だと思いました。」

→それはわかる。ただ、この本からは、薄くしか受け取れなかったと感じた。

「言ってることは分かるのだけど今一歩考察が浅いというか、自分が書ける範囲のことを書いたという印象を受けました。」

→私はこの感想に同意

「是非、自分の才能がわからないと思っている人、自分に自信が持てない人は読んでみてください。」

→私は同意しないが、でもこのように感じて人に勧めるほど心に響いた人がいるということは、すばらしいと思う。