35点
「ストロベリーナイト」で有名な姫川玲子のシリーズである。
本を読むのは初めてで、もっぱらドラマばかり見ていた。
本で読むと、はっきり言って何が何だかわからない。
警察組織の中、外、職場の人間関係、事件関係者、国家、等々、人物が多彩で、訳が分からないうちに終わってしまったという感じだ。
北朝鮮の問題を少し取り扱っているため、その意味では、マスコミに取り上げられやすい本だとは思うが・・・
お勧めしたい本ではない。
感想の感想(カギ括弧内はamazonから引用)
「気が付くと終わっていました。玲子の心境の変化もよくわかりませんでした。
期待しすぎていたのか、今回は残念です…。」
⇔「姫川玲子シリーズの中でもぴか一だと思う。」
全く異なる二つの評価がある。
「新しい姫川班は全く出てこず(名前は出てきますが)、登場人物の数は割りと把握しやすかったです。
しかし、なんというか。
私の思う玲子の良さが、あまり見られなかったな~と感じました。
相変わらず他とは違う視点、感覚で事件を手繰り寄せる展開ではありましたが
やはり林を失った悲しみが常に玲子を取り巻き、玲子自身が変わろうとしていることもあり、‘らしさ’を感じませんでした。」
→ドラマで入っている私には、登場人物の顔を覚えていて、名前がでてこない・・・林・・・誰だったかな、もう一回見ればわかるんだが・・・
ひょっとして、この姫川シリーズは、ストーリーではなくてドラマ仕立てにすることでよくなるシリーズなのだろうか?